環境緑化啓蒙普及について

(1)都市公園内の防災施設の設置と防災意識向上への支援事業
   将来に向けての公園緑地のあり方として、最近発生した地震、豪雨等の大規模災害を教訓に、
  石川県内の都市公園をモデルとして、防災施設を備えた都市公園のリニューアル事業を進める。
   金沢市の玉川公園をモデルとして、金沢市が実施する改修計画に合わせ、当協会が防災施設
  を提案、25,26年度に整備し、金沢市へ寄贈した。(詳細は金沢支部のページ参照)
   27年度から金沢市内の他の都市公園にも防災施設を設置することとし、駅西中央公園、鞍月
  中央公園等に防災施設を設置、今年度も引き続き、防災施設を設置していく。
   
(2)地域連携沿道環境創出事業
   良好な沿道景観を創出する石川県版道路アドプト制度として、平成23年度から当協会が活動団
  体となって石川県及び地元市と協定を結び、南加賀地区主要県道4箇所で飾花、除草、清掃等の
  道路美化等に努めてきた。
   28年度から、金沢市内金沢駅通り線(金沢駅〜武蔵が辻)を追加し、引き続き、市民の参加を
  呼びかけ、行政と連携し、良好な沿道環境の創出に務める。
 
(3)植樹等による能登の里山再生活動
   能登の里山、里海が世界農業遺産に認定されたのを機に、認定区域内の一部において、植樹等
  により、その地域の特性を生かした里山再生及び生物多様性を図っていくものとする。
   昨年度まで「能登地方の代表的なノトキリシマツツジ」,「宝達山水源の森」の植栽を実施し、今年
  度から「珠洲道路の飾花」を実施することとし、それぞれの地域にふさわしい樹種と植樹方法によ
  り里山再生を図っていく。

  

  環境緑化推進事業について

(3)社会保険未加入対策
   造園業界全体の社会保険等の加入促進と法定福利費の確保に向けた標準見積書の活用を図るため、
  講習会等を開催し、周知徹底を図る。

(2)安全衛生管理活動への取り組み
   企業の安全衛生管理は、今後とも重要な課題であり、安全教育の必要性を認識し、建設業労働災害
  防止協会の指導助言の下、各種の安全衛生に関する研修会を開催し、会員及び従業員の更なる安
  全衛生に係る意識の啓発に努めることとする。

会員支援事業について

(1)研修会・講習会の開催
   引き続き、基礎技術や環境緑化の最新技術について、理事会、部会で検討のうえ、適宜開催する。
  また各種制度の改正や新制度の制定等についても必要な都度研修会を開催し、知識の向上に資す
  ることとする。
   直接の専門技術の研修以外にも各種の研修、講習会を紹介し、会員のレベルアップを図る。

平成29年度事業計画

(1)公園緑地、道路、河川等の緑化行政に対し、積極的に協力するとともに関係機関に緑化に関する
 要望、提言等の活動を進めていく。

(2)(公財)いしかわ緑のまち基金の活動に協力し、「緑のまちづくりモデル事業」等の緑化推進諸事業
  を通じて、県民の環境緑化への関心を高める。

(3)金沢市が進めている「記念植樹」「緑花フェスティバル」等に積極的に参加、協力し、県民、市民の
  環境緑化への啓蒙普及を図る。